AndroidのSMSをiCloud Mailに転送
iPhoneではSMS転送アプリを利用できません。iOSでは、アプリによるSMSへのアクセスが制限されているためです。AndroidにResenderを入れれば、すべてのSMSをiCloud Mailへ転送し、iPhone、iPad、Macで読むことができます。設定に必要なのは、iCloudのメールアドレスとAppleで発行するアプリパスワードです。
設定は4ステップ
- SIMカードを入れたAndroidに、Google PlayからResenderをインストールします。電源が入り、インターネットに接続されていれば、充電器につないで引き出しに入れておいても構いません。
- Appleでアプリパスワードを作成します。account.apple.comにサインインし、サインインとセキュリティ → アプリ用パスワードを開きます。+をタップして名前を付け、一度だけ表示されるパスワードをコピーしてください。Apple Accountで2ファクタ認証を有効にしていない場合、この項目は表示されません。
- Resenderで送信方法を開き、iCloudのメールアドレスを入力して、アプリパスワードでサインインをタップします。ResenderがiCloud Mailを認識し、サーバー情報を自動で入力します。アプリパスワードを貼り付けて、保存してテストをタップしてください。入力したiCloudのメールアドレスが、最初の受信者として登録されます。
- これで完了です。インストール直後はすべてを転送がオンになっているため、以降に届くSMSはすべてメールで転送されます。自分宛てにテスト用のSMSを送り、iPhoneに届くことを確認してください。
iCloud Mailでの表示
SMSは1通ずつ、ご自身のiCloudのメールアドレスから、選択した受信者宛てにメールとして送信されます。件名は[SMS]で始まり、続いて角括弧で囲まれた送信者の電話番号または企業の送信者名、その後にメッセージ本文が入ります。iCloud.comのメールのルールを使えば、フォルダへの振り分けや、重要な送信者からのメールへのフラグ付けもできます。
特定の送信者や、片方のSIMだけを転送
送信者やメッセージ本文に含まれる言葉を条件に、ルールを追加できます。最初に一致したルールでSMSの転送先が決まり、どのルールにも一致しなかったSMSは、最後の行の残りを転送に従って処理されます。転送しないに設定したルールを使えば、特定の送信者からのSMSが受信トレイに届かないようにできます。デュアルSIMの端末では、ルールごとに対象のSIMを選べます。
メールが届かなくなった場合
ほとんどの場合、Androidのバッテリー管理機能が、バックグラウンドで動作するResenderを停止させていることが原因です。アプリを開いてみてください。問題がある場合は、メイン画面に赤い行が表示され、該当する設定を開くボタンが表示されます。詳しい設定手順は、メーカー別のバッテリー設定ガイドをご覧ください。

よくある質問
この方法でiPhoneでもSMSを読めますか?
はい。iPhoneでSMSを読みたい場合に使える方法です。iOSではアプリがSMSを読み取れないため、Resenderを動かす端末はAndroidである必要があります。その端末に届いたSMSがiCloud Mailに転送され、iPhone、iPad、Macで読めるようになります。
Apple Accountのパスワードではなく、アプリパスワードが必要なのはなぜですか?
Appleのメールアプリ向けの規定によるものです。アプリからiCloud経由でメールを送信するには、2ファクタ認証を有効にしたうえで、「サインインとセキュリティ → アプリ用パスワード」で専用のパスワードを作成する必要があります。Apple AccountのパスワードをApple以外に渡す必要はありません。アプリパスワードは、Apple Accountのパスワードを変更せずに、いつでも取り消せます。
アプリパスワードはどこで作成できますか?
account.apple.comにサインインし、「サインインとセキュリティ → アプリ用パスワード」を開きます。「+」をタップして名前(例:Resender)を付け、一度だけ表示されるパスワードをコピーして、Resenderに貼り付けてください。
me.comやmac.comのアドレスでも使えますか?
はい。iCloud Mailの3つのドメイン(icloud.com、me.com、mac.com)はすべて同じメールサーバーを使用しており、Resenderはいずれも認識します。
Resenderではどのように設定しますか?
iCloudのメールアドレスを入力すると、ResenderがiCloud Mailを認識し、サーバー情報(smtp.mail.me.com、ポート587、STARTTLS)を自動で入力します。あとはアプリパスワードを貼り付けて、「保存してテスト」をタップするだけです。